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映画で、世相を斬ります

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ほかで書き切れないことをここで。

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★★★★ 好き嫌いが見事に分かれるタイプの映画だと思う。
「もっとハッピーなラストに」といっている友人もいたが、もともと人類の運命は、決してハッピーではないと思う。アルフォンソ・キュアロン、さすが! すごいね! やはりハリポタでは、本来の味を十分には発揮できないのかもしれないね。再志願しているらしいが。
だが、この邦題はキライだ。
「人類の子どもたち」でいいんじゃないの?
配給の方は、もう明日にもせまっている未来と思ってつけたのかもしれないが、イマイチ。訳のわからないカタカナで、客足を遠のかせてしまっている部分はあるんじゃないかな。私は目にしたことはないが、TVCMなんかもあまりよくないらしい。もう少し、うまく宣伝できなかったのかな。&対向(?)の『プラダを着た悪魔』は宣伝費もかかっているし。

見たのはちょっと先になるので記憶としてはおぼろげなところもある。

やっぱり圧巻はラストの長回しか。
涙が自然とこぼれた。
そして祈った。「絶対に、このコに当たらないで!」

1つの命。
銃を持っている兵士達も、FISHのメンバーも、テロリストも、
そうやって祈るように生まれてきた、たった1つの命のはずなのに、
銃を向け合わざるをえないのは、ほんとうに悲しい。

自殺薬が高齢者(あの老夫婦>マイケル・ケイン)に配付されているのも悲しかった。だが、仕方のないことなのか…。そんな…。


だから、自殺を考えるのは、本当に止めてほしい。

言い古された、阿呆な、説教と思うかもしれないが
アフリカの子どもたちをみてごらんなさいよ。
彼らについて知る、TV、映画、本、なんでもいいから見たり、読んだりしてみてほしい。
『ダーウィンの悪夢』(後日UP)は、まさに、悪夢でした…。
若者たち、こういう映画を見たほうがいいと思う、デ○ノートぢゃなくて。


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by yopeiR | 2006-11-25 08:55 | 映画
★★★★ 玉鉄にめんじて4つ

ポッカリあいた時間、レディースデー。
『木更津キャッツ ワールドシリーズ』も『父親たちの星条旗』もあったけど、時間が合わず、これしかなかった。

最初は、どちらかというと「しかたないなぁ」という感じだった。
でも玉鉄だし、沢尻エリカだし。(山田孝之はちょいと苦手、でも玉鉄とは兄弟という設定にはナットク。似てた…)
原作を読んではいたんだが、なんとなく、ラストに違和感というか、
納得のいかない感じを持っていて。
だから、かなり冷めた感じで見ていた。
周りのおばさまたちは、テラタケの漫才に笑ってはいたけれどね。
私は別に笑えなかった。
なんか不自然なんだもん。

小説ではミュージシャンになりたかったけど、兄のことがバレて挫折。
兄のことがあって、いろんなことを我慢して、我慢させられてきて
たまにはカラオケで歌を歌いたいと思うかもしれない。でも
人から注目を集めたり、歓声を受けたりするのって、抑圧されてきた心理状態でありえるのかなって。それが映画ではお笑い芸人? 人を笑わせることが自分にとってのカタルシスになる? 別人のように振る舞って現実の自分を忘れられる瞬間になる?
なんかありえない、共感できないっていうのが、
ずっとひっかかってて。

そう、でも、杉浦直樹さんが出てきたあたりから、
んんん!涙腺が…。
小説だと納得できなかった台詞なのに、けして平坦ではない人生を歩んできたことを物語る風貌と、厳しいがやさしく諭すような真摯な口調の会長さんに、白旗あげてしまった。

追い討ちで、漫才シーン。小田和正のあの歌…。
お笑いで、結果的には良かったのか。
効果的な、映画らしい演出だった。

玉鉄、やったな。
この映画でひと皮もふた皮もむけた感じ。
ガオシルバーもハリケンレッドに続いて、今後、映画界で大活躍?

沢尻エリカも凛とした強さが出てて(関西弁がどうであれ…)よかった。


そこで、
なぜ泣けたんだろう、と考えてみた。
心を動かされたのは、人と人との絆、つながりの強さを改めて思い知らされたからかもしれない。

小説では、ジョン・レノンの「イマジン」がキーワードになっている。
「差別なんてない世界を想像してごらん」と。
しかし、現実に、差別のない世界なんてない。戦争がなかった時代もない。
映画『トンマッコルへようこそ』は、幻のユートピアなのかもしれない。

でも、そこで生きていかなくてはいけないんだ。
それはそうだと思う。たとえば、自殺は逃げでしかないとも思う。

ただ、自分に守るべきものがあるのなら、切り離したくない絆があるなら、兄弟の、家族の縁を切るしかない、それも罪に対する償いの1つなのだ。
(兄との縁を切ることも、もしかしたら逃げかもしれないが。。)


自殺を考えたり、自暴自棄になるときって、たいてい
この世に自分をわかってくれるのは誰もいない、
とか、どうしようもない孤独感をかかえてしまう。

それこそ、想像力を働かせてみてほしい。
人は、1人では生きてはいけない、のだから。


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by yopeiR | 2006-11-16 08:43 | 映画
今、安くなったんでつい購入。◎の作品です。

こういう混み入った系の、登場人物多めの、クライム・サスペンスものってなんか好きです。
『L.A.コンフィデンシャル』みたいな。

ずいぶんと昔にみた映画(1995)だったので、
忘れてる部分もあったけど、
いやいやどうして。またもや騙されそうになりました。
いや、知っているんだけど、カイザー・ソゼは誰かって。
でも、ドキドキしました。すばらしいです、ほんとに。
あの「カイザー・ソ〜ゼ〜」っていう断末魔の叫びみたいなのも、
またもや耳に残りました。

今や「X-MEN」や「スーパーマンリターンズ」の監督して、ブライアン・シンガーも立派になって。
ケヴィン・スペーシーもこの映画で知ったんだよね〜。
ベニチオ・デル・トロ、若いっ!
そう思ってみると、このメンツはなかなかすごいです。
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by yopeiR | 2006-11-14 18:25 | 映画
★★★★ これはほっんと、好みによる。私は好きだけど、万人に受け入れられるものじゃないんだろうなぁ…

ようやく見てきました〜。

『クライング・ゲーム』好きなんだよね〜。
今までの人生で、5本の指に入る映画なんだよね〜。
あの、サソリとカエルの話、子どもにも話したいくらい。
そのニール・ジョーダンが監督。
『インタビュー・ウィズ・バンパイア』も好き。
これもインパクトがあり、おもしろかったのだけれど、
以来ニール・ジョーダンの作品を見るのは、とても久しぶりになってしまった。やっぱりIRAで、ゲイな話だったけど、
終盤になって、ポロポロと涙がこぼれました。

音楽もよかった。

彼、いや彼女は、とても前向きだった。

『プラダを着た悪魔』(見ていないんだけど)、ファッションすてきね、あんな上司って、いるいる、やっぱり恋より仕事よね、ということじゃなく
『涙そうそう』、やさしい兄イニ死んじゃったね、かわいそうだね、泣けるねってことでもなく、
それよりも
私は、これを見てほしいと思う。
なぜなら、人を救えるのは、人だから。無償の愛だから。
無償の愛という言い方がそもそもおかしいか、
愛とは無償のもの、代償を求めないものなのだから。

いじめるほうも、いじめられるほうも誰が育てたの?
関係のない映画のように思えるかもしれないが、
私は、偏見なしにこういう映画、もっと見てほしいと思う。
育てる大人のほうにね、
もっとファンタジーを!

『プルートで朝食を』
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by yopeiR | 2006-11-13 18:36 | 映画
仕事が忙しかったのと、
首が痛いのとで
ずいぶんとさぼってしまった…。

その間に
念願の『夜のピクニック』に加え、
先行で見た
『武士の一分』『ありがとう』が意外とよかった。
『リトル・ミス・サンシャイン』『父親たちの星条旗』は見逃した。
『木更津キャッツ』も見なきゃね。

さすがにキムタク、『武士の一分』ん中で「ちょっ、まてよ!」とは
いいませんでしたが、
まあ、いつも通りといえばいつも通り。
でも、これはキムタクじゃなきゃ、やっぱできなかったわ
っていうところもあったので、やはり★★★(まずまず)だと思いました。
脇役陣がいいんだよ、とっても。それに救われてる部分がかなりありますね。

『ありがとう』は阪神淡路大震災からの、街の復興と、
ある実在の人物の復興を描いたものだけど、
きっと大々的な宣伝とかはむずかしいのかもしれないが、
これは神戸、被災地、関係なくすべての人が見るべきと思う。
とくに、いじめ等で自分の命を自ら断とうと考えている人、考えたことのある人は、とくに。
★★★★
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by yopeiR | 2006-11-04 20:16 | 映画
★★★、まあ満足です!

市原隼人くんは、天卵より、こっちのが断然良かった。
あのフツーっぽさ、とくに女の子を前にしたときのデレデレ感?
が良かった。
(天卵は、大コケしてますね…)。
それに何より、
のだめの上野樹里、コトー&「フラガール」の蒼井優、
この2人の女優さんがいい!自然体!
こういう大学時代って、なんか共感できる。分かる気がする。
男友達との、ビミョ〜な距離感。
失ってはじめて気づく、その存在の大きさ。

監督は熊澤尚人、プロデュースが岩井俊二ってことで、
岩井ワールドはとても好きなんで、ほどよく、感動できました。
相変わらず、佐々木蔵之介さんも素敵です。
それにしても、蒼井優ちゃん、今年は当たり年?
すばらしすぎる活躍です。


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by yopeiR | 2006-11-03 19:11 | 映画